火神を斬る 伊邪那美は、生まれた神により陰部を焼かれて、その傷が元で亡くなってしまいます。その原因となる「火之加具土神」と引き換えに伊邪那美の命を失う事を望んでいなかった伊邪那岐は、泣き崩れてしまいます。そして、伊邪那美の遺体は比婆山に埋葬されますが・・・。 古事記を読む 於是伊邪那岐命。拔所御佩之十拳劔斬其子迦具土神之頸。爾著其御刀前之血。走就湯津石村。所成神名石拆神。次根拆神。次石筒之男神。(三神。)次著御刀本血亦走就湯津石村。所成神名。甕速日神。次樋速日神。次建御雷之男神。亦名建布都神。(布都二字 ...