平成5年式のAZ-1を堪能しているのですが、当初の予定と変わってきて、ちょこちょこ夜間走行する機会が増えてきました。そこで問題になるのがヘッドライトの暗さ。多少暗くても目線が高ければなんとか対処のしようがあるのですが、御存じの通りAZ-1は地を這う様なドライビングポジションの車なので、夜ヘッドライトが暗いと全く先がみえないということになります。特に最近発売されている車は軽トラでもLEDライトが標準装備となっているくらいAZ-1で夜道を走っていると対向車線の車のヘッドライトがまぶしくて、ホワイトアウトしかねない状況となっています。
ヘッドライトを明るくする為には、色々なパターンが考えられます。AZ-1はH4規格のハロゲンランプが使われているので、
- 高輝度ハロゲンランプに交換する。
- HIDシステムを導入する。
- H4対応のLEDライトに交換する。
LEDヘッドライトが実用化される前まではヘッドライトを社外品の高輝度バルブに交換するというのは車いじりの王道だったはずなのですが、ふと気づくと、H4ハロゲンランプの交換と全く同じ工程でLED化できるようになっていました。ただ、お値段はまさに枯れた技術というべきハロゲンランプに比べるとお高いですが、その分明るい&耐久性はあるはずなので、今回は、LED化してみる事にしました。
LEDヘッドライトを購入しよう。

今回はAmazonでAUXITO(なんて読むか知りませんが・・・)社製のLEDLIGHTを購入してみました。正直AmazonでLEDヘッドライトで検索するととんでもない数がヒットして何がいいのかなんて全く分からなかったので、評価が良くて更にタイムセールだった事からこちらを選択させて頂きました。購入金額4.223円也(今販売ページ見たら更にセールで安くなっていますね・・・)

早速開封してみます。バルブ本体はこんな感じ。これだけ見るとヘッドライトに全く見えませんね。

発光するであろうLEDチップ部分を見てみると、なんかめっちゃ小さくない?っていうのが印象ですね。前回消化した室内灯をLED化したLED電球で使われている発光チップのが大きいくらいだったりします。これをみると、チップの大きさは明るさに関係ないってことなのかな?。
早速交換しよう。

AZ-1のヘッドライトはこんな感じに装着されています。まあ、昔ながらのヘッドライトユニットっていう雰囲気です。
スペアタイヤ
AZ-1はミッドシップレイアウトなので、エンジンはキャビンの後方にあって、フロントはこんな感じになっています。当方のAZ-1はスペアタイヤをフロントボンネット内に移設してあるので、ここに収まっている訳ですが、本来AZ-1のスペアタイヤはキャビン内の運転席後方に設置されています。なにやら、衝突試験をした際に、フロントにスペアタイヤを設置すると何やら不都合があったそうでスペアタイヤをボンネット内ではなくキャビン内に設置したと聞いた記憶があります。という事は・・・フロントから衝突した際には危険な感じなんでしょうけど、まあ・・AZ-1でフロントから突っ込んだらタイヤのあるなしなんてほぼ関係ない気がするんですけどね。

H4のバルブを交換する場合は、裏側の防水カバーとコネクタ外して、ロックピンで固定されているバルブを抜き取ります。そして逆の手順で新しいバルブを装着するだけでOKなので、AZ-1の様にスッカラカンのスペースが確保されている車の場合非常に簡単にバルブ交換ができるかと思います。

なんか並べた方向が逆向きになってしまいましたが、ハロゲンバルブとLEDバルブを比較してみてください。やっぱりLEDバルブのごつさが際立っていますね。

とりあえず片側を交換してみました。明らかに白色になっています。こうやって見比べると差は歴然ですね。

角度を変えてみてみます。
LEDにしてどうだったか?
夜間の比較写真がないのでわかりにくいと思いますが、LEDに換装して初めて夜道を走った時の感想は・・
「めっちゃ明るい!」
の一言です。ここまで劇的に明るくなるとは思っていなかったので、正直面くらってしまったのが実状です。
夜道の安全を考えると、現状ハロゲンランプの車に乗られている方は是非LEDに換装してほしいと思ってしまう一品かと思います。