神社情報
神社名 | 諏訪神社 |
鎮座地 | 静岡県浜松市天竜区二俣町二俣一一一一(Googlemap) |
御祭神 | 建御名方命 |
創 建 | 不詳 |
社格等 | 神饌幣帛料供進指定村社 |
神名帳 | ー |
文化財 | ー |
例大祭 | 八月二十二日 |
境内社 | 神名神社(御祭神:天照大御神) 熊野神社(御祭神:伊邪那岐命) 鳥羽山神社(御祭神:猿田彦命) 須賀神社(御祭神:須佐之男命) 水天宮(御祭神:経津主命) |
URL | ー |
御朱印 | ー |
参拝日:2021年12月4日 |
御由緒
建立・由緒など詳しいくとは不明となっていますが、「信州の諏訪湖畔にある諏訪大社から流れ着いた木の祠を祀った。」という伝承が残っている様です。
元々は現在「大明神」とも呼ばれている現在は諏訪神社例祭時の御旅所となっている場所に鎮座していた様ですが、宝暦九年(1759年)に現在の境内地に遷座。現在の諏訪神社は上諏訪大明神、元の境内地には下諏訪大明神と称していた事からもしかしたら遷座というより分祀に近い形だったのかもしれません。が、明治になって元の境内地は払下げとなった為、諏訪神社と改称した様です。また、諏訪神社の造営記録となる棟札が清瀧寺に残る事から、清瀧寺が別当を務めていたと思われます。
また、大正十年発刊の「静岡県磐田郡誌」には、
- 御祭神:伊弉諾尊・天照大御神・建御名方命
- 古来、神明社・諏訪社及熊野社の三社の奉斎
- 明治七年一月神明・熊野両社を諏訪神社に合祀
- 三社とも創立年代由緒等不詳
- 神明社には寛文十一年の棟札が現存
- 諏訪社には延宝七年の棟札が現存
- 熊野社には宝永三年の棟札が現存
- このいずれもが創建ではなく再建または修造時の棟札であろう。
と記されています。こうした歴史からか磐田郡誌では御祭神は三柱であると記している点が特徴かと思います。
創立年代不詳
元暦三年(1186年)遠江守護職安田義定東上途次参拝
境内設置由緒沿革より
延元四年(1339年)宗良親王駿河国下向途次御参拝アリ
元亀三年(1572年)十二月武田信玄二俣城ヲ領スルヤ守護神ト崇敬サル
明治八年(1875年)三月村社に列ス 明治四十年(1908年)六月神饌幣帛料供進指定サル
宗教法人法ニ依ル登記年月日 昭和二十九年(1954)四月二十一日
参拝記
諏訪神社が鎮座している場所は、徳川家康の嫡男である「松平信康」の菩提寺である信康山清瀧寺と境内を接しています。そして現在では諏訪神社のすぐ隣に旧二俣町役場の建物があり、諏訪神社一体は二俣観光の拠点の様に整備されています。
境内全景

諏訪神社の社殿などは基壇上設けられていて、周囲はかなり広い範囲で平坦になる様に整備されています。こうした整備は毎年八月に行われる諏訪神社の例祭(二俣まつり)で街中を曳かれる山車がここに集結する為なんでしょうね。

銅板葺き木造四本柱タイプの手水舎になります。神社周辺を整備した際に造営されたであろう比較的新しい感じのする手水舎です。

二俣町に鎮座する諏訪神社で強烈に印象付けられるのは、このアングルになるんじゃないかな・・。石段・鳥居・その後ろの杉の巨木・そして社伝がまさにシンメトリの様に並ぶこの光景は中々他では見られない印象深く、今でも自分の中ではかなり上位に入る神社の光景になります。
地図で鎮座地を確認
神社名 | 諏訪神社 |
鎮座地 | 静岡県浜松市天竜区二俣町二俣一一一一(Googlemap) |
最寄駅 | 鉄道:天竜浜名湖鉄道「二俣本町駅」徒歩9分 バス:遠鉄バス「二俣仲町バス停」徒歩2分 |
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