神社情報
神社名 | 山名神社 |
鎮座地 | 静岡県周智郡森町飯田太田二九五○番地 |
御祭神 | 素盞嗚尊 応神天皇 菊理姫命 |
創 建 | 慶雲三年(706年) |
社格等 | 村社 |
神名帳 | 延喜式神名帳 遠江国山名郡 山名神社 |
文化財 | 国指定(無形文化財):山名神社天王祭舞楽 県指定(有形文化財):山名神社本殿 附棟札 町指定:燈籠 町指定:山名神社舞楽指南書 町指定:山名神社舞楽用具一式 |
例大祭 | 七月十五日に近い土・日曜日 |
境内社 | 磯部神社(御祭神:天照大御神) 豊受大神宮(御祭神:月読命) |
URL | ー |
御朱印 | ー |
参拝日:2021年12月4日 |
御由緒
社伝によると第四十二代文武天皇の御代である慶雲三年(706年)の創建であると伝承されているが、中世のことは詳しかではないという。江戸時代には「飯田牛頭天王社」と称し、朱印地二十石を賜っていた。
第四十二代文武天皇
第四十代天武天皇の孫、草壁皇子の第二子である。在位は697年8月22日~707年7月18日。
文武天皇の御代である大宝元年(701年)に大宝律令が制定され、律令国家体制に移行していきます。
山名神社が創建されたとする慶雲三年(706年)の前年の慶雲二年(705年)に当サイトで紹介している「天宮神社/紹介記事」が都より中村蓮綾足が神主として赴任された際に造営されたと伝承されています。創建時期が近い事もあり、もしかしたら中村蓮綾足が何らか関わっている様に思えてきますがどうなんでしょうね。
参拝記
太田川の左岸(東岸)を沿う様に敷設された県道58号線沿いに今回参拝する山名神社は鎮座しています。駐車場は見当たらななかったのですが、神社前の路肩が広くなっているのでこちらに駐車させて頂き参拝してきました。
境内入口

山名神社の境内は太田川と県道58号線に挟まれるような形で南北に細長い形になっています。南入り南向きの社殿配置となっていて、境内の一番南側に社号標、扁額の掲げられた明神鳥居が据えられた境内入口が設けられています。また、由緒書きや国の指定文化財となっている舞楽についての説明板も設置されています。
参拝した当日は、手水舎の造営工事が行われていて、大工さんたちの車が境内に停められていました。
舞台

社殿正面に正対するように設けられた舞台になります。こうした形状の舞台は自分の地元愛知県では中々見かけないので非常に新鮮ですね。

こんな感じで、舞楽を御祭神に楽しんで頂くような形で社殿に正対して建てられているのが特徴的ですね。
社殿

入母屋造瓦葺平入の向拝と濡縁が設けられた拝殿を有する社殿になります。拝殿の裏側にまわると

瑞垣の向うに静岡県の指定文化財となっている朱塗りの流造の本殿が鎮座しています。
地図で鎮座地を確認
神社名 | 山名神社 |
鎮座地 | 静岡県周智郡森町飯田太田二九五○番地 |
最寄駅 | 秋葉バスサービス秋葉中遠線・遠州森町行」「天王バス停」徒歩1分 |
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