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山上八幡神社(奈良県奈良市山陵町)

神社情報

神社名山上八幡神社
鎮座地奈良県奈良市山陵町御陵前三二六番地
御祭神誉田別命
天照皇大神
天児屋根命
創 建不詳(天正四年(1576年)以前に創建か?)
社格等神饌幣帛料供進指定村社
神名帳
文化財
例大祭十月九日、十日
境内社
URL
御朱印
参拝日:

御由緒

創建は不詳だが、天正四年(1576年)に超昇寺氏が一族の武運増進、家門繁栄を記した祈願文が残っている事から山上八幡神社はそれ以前からこの地に鎮座していたと考えられるとか。

超昇寺氏とは?

山上八幡神社の南東側に「御前池」がありその池を挟んで東西に「佐紀神社」が鎮座しています。視点を変えると平城宮の内裏すぐ北側に位置する場所になり、ここに南都十五大寺に数えられていた「超昇寺」がありました。明治時代初頭に廃絶してしまったのですが、江戸時代には五大将軍徳川綱吉の帰依を得た「隆光りゅうこう」が晩年を過ごした寺院でもあります。
大和国は他国と比べて寺院の影響力が強かった地域である様で、興福寺が平安時代には国司、鎌倉時代以降は守護職を務めるなど、他国とは異なる国運営が行われていました。超昇寺も興福寺の門跡である一条院方に属し「佐保田庄下司職」を与えられ、大和武士とも呼ばれる武装集団を形成していき、山上八幡神社近くに超昇寺城を築城するなど国人化していったと思われます。

 境内には豊臣秀吉が天正十九年(1591年)朝鮮出兵の際に御手植えしたとつたわる杉の御神木が本殿裏手にあります。

参拝記

 山上八幡神社の境内入口から社殿、日葉酢媛命陵の遥拝所が直線状に並ぶ様に配置されているのが非常に特徴的で、まるで山上八幡神社の社殿を通じて日葉酢媛命を遥拝している・・・そんな気分になってきます。

境内入口

 瑞垣、扁額のある明神鳥居、石灯籠一対、狛犬一対が据えられた境内入口になります。正面、社殿の奥に一際高くそびえている杉の木が豊臣秀吉御手植えの杉なんだとか。その杉のさきに、日葉酢媛命陵の遥拝所があります。

社号標

 山上八幡神社周辺に鎮座する神社でよく見かける事になる自然石を使用した社号標です。

手水舎

 瓦葺木造四本柱タイプの手水舎になります。こうして周囲を瑞垣で囲まれるのも珍しいかなっておもいます。その隣には・・・

祓戸

 重厚な玉垣で囲まれた・・・たぶん祓戸になります。

狛犬

 中々丸っこくて愛嬌のある顔つきの浪花型狛犬一対です。個人的にかなり好感度の高い狛犬です。

社殿

 割拝殿の造りなんですが、社務所との接続をみるとまるで廻廊の様な造りの拝殿を有する社殿になります。

 正面から見るとこんな感じ。割拝殿のお手本のような造りになっています。

 一段高くなった基壇上に木製の鳥居が設けられその先に本殿が鎮座しています。

地図で鎮座地を確認

神社名山上八幡神社
鎮座地奈良県奈良市山陵町御陵前三二六番地
最寄駅電車:近鉄「西大寺駅」徒歩13分

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