海幸彦と山幸彦 邇邇芸命は木花之佐久夜毘売の「今まさに臨月となった。」との報告を「一晩で子を宿すとは我が子ではなく国津神の子であろう。」と疑った為、木花之佐久夜毘売は「国津神の子であらば焼け死ぬであろう。天津神の子であれば無事生まれるだろう。」と誓約を行い、産屋に籠り火照命、火須勢理命、火遠理命をお産みになり、話は邇邇芸命の代から火遠理命の代へと移っていきます。 古事記をよむ 故 火照命者爲海佐知毘古 此四字以音下效此 而取鰭廣物鰭狹物 火遠理命者爲山佐知毘古而取毛麤物毛柔物 爾火遠理命謂其兄火照命 各相 ...