神社情報
神社名 | 廣澤神社 |
鎮座地 | 愛知県豊田市猿投町小黒見 |
御祭神 | 少彦名命 |
創 建 | 不詳 |
社格等 | ー |
神名帳 | 延喜式神名帳:三河国加茂郡 廣澤神社 三河国神名帳:加茂郡正五位下 廣澤天神 |
文化財 | ー |
例大祭 |
境内社 | ー |
URL | ー |
御朱印 | ー |
参拝日:2021年9月1日 |
御由緒
創建年代は不詳。
元々現在社が建つ場所に鎮座していたが、明治四十二年猿投神社に合祀されたが、昭和の初め猿投神社の境外社として元々の境内地に遷座した。
御祭神は?
廣澤天神社の御祭神は、
- 少彦名命
であるとしています。
少名彦命とは?
古事記では「少名毘古那神」、日本書紀では「少彦名命」と記される出雲神話の中で登場する神になります。
古事記では神産巣日神の子とし、日本書紀では高皇産霊神の子であるし、大国主神と共に国造りを行った神であるとしています。
大国主神は少彦名命を非常に頼りにしていたのですが、ある日少彦名命が常世の国に旅立ってしまうと、大国主は一人でどうやって国造りをしたらいいんだと途方に暮れてしまいます。この時に登場するのが「大物主命」になるのですが、こちらは大物主命の記事を参照してください。
延喜式内社巡りin三河国
新型コロナウィルスパンデミックの早期沈静化を祈願する為に、まずは三河国内にある式内社を参拝して廻ろうかとおもっています。自分の神社巡りは、基本バイクを使って一人で巡って行くので、密にならず、ソーシャルディスタンスも確保し、さらに喋らないという感染防止策は万全の状態を維持しやすいかなと思っています。そこで、感染状況が改善しつつある時期を見極めながら参拝していき、その模様を紹介できたらと思います。
- 加茂郡 七座(6/7)
- 額田郡 二座(2/2)
- 稲前神社 岡崎市稲熊町鎮座
- 碧海郡 六座(6/6)
- 幡豆郡 三座(3/3)
- 宝飯郡 六座(5/6)
- 八名郡 一座(1/1)
- 渥美郡 一座(1/1)
- 阿志神社 田原市芦町鎮座
- 合 計 二十六座(23/26)
参拝記
猿投神社から東之宮、西之宮を経由しながら林道を進み、徐々に麓に戻っていく途中に廣澤神社が鎮座しています。前回紹介した猿投神社西之宮から道なりで徒歩46分(Googlemap調べ)、距離にして3..8kmを進んでいきます。
血洗いの滝

西之宮から廣澤神社へ向かう途中に、「血洗いの滝」というなにやら不穏な名前の滝の看板が目に入ったので立ち寄っていく事にしました。
看板によると「猿投神社の御祭神である大碓命が蛇に噛まれた時に傷口からでた血を洗い流した滝である。」と書かれています。

自分が行ったときは台風なのか大雨の影響で路肩が崩れていたたため車の侵入が禁止されていて、徒歩でのみ滝の近くまで行けるという看板が設置されていました。

4~5分歩くと小さいながら中々の水量の滝が見えてきます。こちらが血洗いの滝になります。巡っている数日前に中々の雨が降った為水量が多いですが、普段はもう少し水量は少ないのでは?とは思います。

血洗いの滝からは川に沿って林道が設けられていて、川のせせらぎを聞きながら一気に下っていくと、駐車場が見えてくるのですがその反対側に廣澤神社の鳥居がたっています。

境内入口には延喜式内社を示す「本国官社廿六社之内廣澤神社」と彫られた石柱が設けられています。どころどころの式内社でこの様式の石柱を見かける所を見ると明治時代になって一斉に設置された石柱なのではないのかな?って思っています。

鳥居を潜って森の中に通じる参道を進んでいきます。

参道を進むと、注連縄がまわされた一本の木の奥に社が見えてきます。

社が鎮座している場所に通じている石階段やその前に据えらrている灯篭は合祀される以前の物なのかな。
地図で鎮座地を確認
神社名 | 廣澤神社 |
鎮座地 | 愛知県豊田市猿投町小黒見 |
最寄駅 |
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